Python 仮想環境venvの使い方

概要

pythonで開発する際、筆者はpython標準装備のvenvを使って開発することが多い。
そこでvenvの使い方を記録しておく。
なお、pythonは既にインストールされているものとする。

目次

環境

OS:Windows10
Python:3.9.x

venv作成方法

コマンドプロンプトを起動し、作成したいフォルダ下で下記コマンドを実行

C:\test> python venv -m vertual-env-name

仮想環境に入る

直接実行

下記コマンドで仮想環境に入る
実行後、コマンドライン先頭に仮想環境名が表示されていればOK

C:\test> virtual-env-name\Scripts\activate
(virtual-env-name) C:\test>

バッチファイル利用

毎度打つの面倒なので、筆者はバッチファイルを作ることが多い。

virtual-env-name\Scripts\activate
C:\test> activate.bat
(virtual-env-name) C:\test>

仮想環境での開発

ライブラリインストール

仮想環境下で通常通りpipでインストール可能
venvのフォルダ内にライブラリがインストールされる。

(virtual-env-name) C:\test> pip install numpy

jupyter notebook

venv環境でjupyterを利用するには、ipykernelライブラリをインストールし、jupyterにカーネルを追加する必要がある

(virtual-env-name) C:\test> pip install ipykernel
(virtual-env-name) C:\test> ipython kernel install --user --name=projectname

その後、jupyterを開くと下記のようにカーネルが追加されていることを確認できる。
筆者の個人的なカーネルもあるので雑に消している。

(virtual-env-name) C:\test>jupyter notebook

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さいごに

本稿ではpythonのvenv利用方法について整理した。
初投稿なので、至らない部分等はご容赦ください。
ブログ自体のデザインは見つけたCSSを適用しており、今後改善点があれば完全していこうと思う。

はじめに

20年新卒で1年目の12月からデータサイエンス(機械学習)をメインに仕事しているエンジニアです。

ブログを書く主な目的は下記になります。

  • 自分のため
    • 習得した知識の整理のため
    • 文章力向上のため
    • 新しい知識習得のモチベーションのため
  • 人のため
    • 友人の社会人生活スタートダッシュのため
    • 見知らぬ誰かの役に立つため

書く記事の内容としては、主にAI, Python, データサイエンス, 各種使用ツールなどを考えています。
ゆくゆくはAIを用いた電子工作などができればと思っています。

更新頻度は担保できませんが、つらつらと進めていきます!